【保存版】カットケーキは何個でホール？号数・店舗別早見表と人数目安

お祝いやパーティーでケーキを用意するとき、「カットケーキを何個買えばホール1台分になるんだろう？」と疑問に思ったことはありませんか？実は、ケーキの号数やお店のカットスタイルによって、その答えは大きく変わります。

結論からお伝えすると、一般的なホールケーキ1台分は「6個〜10個前後」のカットケーキが集まったサイズ感です。ただし、「お店やカットの大きさ（12等分か8等分かなど）で前後する」ため、目安を知っておくことが失敗しないコツですよ。

カットケーキは何個でホールになる？まず知りたい結論と基本ルール
【早見表】カットケーキ何個でホール？号数・サイズ別まとめ
主要チェーン店別｜カットケーキ→ホール換算の実例
人数・シーン別｜失敗しないケーキサイズの選び方
意外と差が出る！見た目・味で変わる“体感ボリューム”
実践編｜カットケーキでホール風にする方法と注文のコツ
よくある質問（FAQ）
まとめ｜迷ったらこの考え方でOK

カットケーキは何個でホールになる？まず知りたい結論と基本ルール

カットケーキを組み合わせてホールケーキのように見せたい場合、まずは基本の「号数」と「ピース数」の関係を理解しましょう。お皿に並べたときのボリューム感を左右する、大切な基本ルールをやさしく解説します。

号数（4号・5号など）と直径cmの基本対応

ケーキのサイズを表す「号」は、日本独自の単位です。「1号につき直径が3cmずつ増える」と覚えておくと非常に便利です。例えば、4号は直径12cm、5号は15cm、6号は18cmとなります。この数センチの差が、面積にすると意外なほど大きな違いを生みます。

カットケーキを並べる際は、まず「どのくらいの直径の円を作りたいか」をイメージすることから始めましょう。一般的にスーパーやコンビニで売られているカットケーキは、5号や6号のホールを基準にカットされていることが多いですよ。

ホール1台＝何ピース？一般的な基準

ホールケーキ1台を何等分にするかは、ケーキの種類やお店のこだわりによって異なります。最も一般的なのは、5号（15cm）や6号（18cm）を「6等分」または「8等分」にするケースです。つまり、カットケーキを6個〜8個集めると、ちょうど1つの丸いホールケーキが出来上がる計算になります。

ただし、小ぶりな4号サイズなら4等分、大きな7号サイズなら10等分以上にされることもあります。「何個で1周するか」は、そのお店が1ピースをどのくらいの角度（厚み）で提供しているかに注目してみてください。

ショート・タルト・ロールで個数が変わる理由

ケーキの種類によっても、ホール換算の個数は変わります。スポンジが主役のショートケーキは、安定感があるため6〜8等分が主流ですが、フルーツたっぷりのタルトは土台が硬く崩れやすいため、10等分など細かくカットされることも珍しくありません。

また、ロールケーキを「1台」としてカウントする場合、厚さ3cm程度でカットするのが一般的。1本（約15〜18cm）で5〜6カット分になる計算です。見た目の華やかさや食べ応えが種類ごとに異なるため、個数だけで判断せず「厚みや密度」も考慮してみてください。

【早見表】カットケーキ何個でホール？号数・サイズ別まとめ

「結局、何号なら何個買えばいいの？」という疑問を解決するために、一目でわかる早見表を作成しました。これを見れば、人数に合わせた最適な個数がすぐにわかります。参考にしてみてください。

号数	直径の目安	カット数（目安）	おすすめ人数
4号	12cm	2〜4個	2〜3人
5号	15cm	6〜8個	4〜6人
6号	18cm	8〜10個	6〜8人
7号	21cm	10〜12個	8〜10人

4号・5号・6号はカットケーキ何個分？

表にある通り、家庭で最も選ばれる5号サイズなら、カットケーキ6〜8個分が目安となります。「みんなで少しずつ色々な味を楽しみたい」という場合は、5号相当のボリュームとして6個ほど用意するのがバランスが良いですね。

一方、6号サイズはかなりボリュームが出るため、8〜10個のカットケーキが必要になります。4号サイズは非常にコンパクトなので、大きめのカットケーキ2個を並べるだけでも「ホールに近い満足感」が得られることがありますよ。用途に合わせて、この個数を基準に調整してみてください。

直径cmから逆算する簡単な考え方

お店でケーキのサイズに迷ったら、「半径（cm）× 半径（cm）× 3.14」で面積を考える…のは少し大変ですよね。もっと簡単な覚え方は、「15cm（5号）は手のひらを広げたくらい」という基準です。5号の面積は約176平方cm。これを6等分すると1つあたり約30平方cmになります。

もし目の前のカットケーキの底面が、自分の手のひらの6分の1くらいかな？と感じたら、それは「6個でホールになるサイズ」だと直感的に判断できます。数字に縛られすぎず、見た目の「円の弧」の角度をイメージするのも手ですよ。

「1人分」を基準にした個数の目安

満足感には個人差がありますが、一般的に「1人1ピース」が基本です。少食な方や食後のデザートなら、5号を8等分したサイズ（1人あたり直径15cmの1/8）でも十分。逆に、ケーキをメインに楽しむティータイムなら、6等分サイズの方が喜ばれます。

お子様が多い集まりなら、大きなホールを1つ買うよりも、カットケーキを人数分＋αの種類で用意して選んでもらう方が、「自分の好きなものを選べる」というワクワク感があり、結果的に1人あたりの満足度が高まることも多いです。

主要チェーン店別｜カットケーキ→ホール換算の実例

具体的なお店のサイズ感を知ると、より失敗が少なくなります。有名な人気チェーン店の実例を挙げて、カットケーキを何個買えばホール相当のボリュームになるのかを具体的に見ていきましょう。

シャトレーゼ：定番ショートのサイズ感と換算目安

シャトレーゼのカットケーキは、お手頃価格ながら満足感のあるサイズが魅力です。定番の「スペシャルショート」などは、概ね5号〜6号のホールを基準にしたサイズ設計になっています。そのため、丸い形に整えたい場合は8個ほど購入すると、立派なホール状（約18cm相当）になります。

シャトレーゼは種類が豊富なので、すべて同じケーキにするのではなく、同じ高さのケーキを組み合わせて「アソートホール」を作るのもおすすめ。リーズナブルなので、多めの個数でも予算内に収まりやすいのが嬉しいポイントですね。

不二家：ショートケーキは何個でホール？

不二家のショートケーキは、他店に比べても1ピースが大きく、クリームがたっぷり使われているのが特徴です。そのため、6個並べるだけでもかなりの存在感があり、一般的な5号ホール以上のボリュームを感じるはずです。

不二家で「ホール風」を作るなら、まずは6個を基準に考えてみてください。特に「三角ショートケーキ」は高さがあるため、円形に並べたときに中央が盛り上がり、非常に豪華な見た目になります。昔ながらのしっかりとした甘さとボリュームを求めるなら、6ピースでも十分にお祝い感が演出できますよ。

コージーコーナー・街のケーキ屋の違い

銀座コージーコーナーのカットケーキは、1ピースが非常に大きくカットされていることで有名です。9等分や10等分という細かいカットではなく、1つひとつが「主役級」の大きさ。そのため、4〜6個集めるだけで5号〜6号クラスの直径になります。

一方で、街のケーキ屋さんは、1ピースが小ぶりで繊細な傾向があります。その場合は10個ほど集めないと、見慣れたホールケーキのサイズ感にならないことも。購入前にお店のショーケースを見て、1ピースの「角度」が鋭角か広角かをチェックしてみましょう。

通販ケーキで注意したい表記（号数・cm・ピース）

通販でケーキを注文する際は、実物が見えないため表記の確認が必須です。「4号」と書いてあっても、デコレーションを含めたサイズなのか、スポンジのサイズなのかで印象が変わります。

また、あらかじめ「12カット済み」のようにピース数が指定されていることが多いです。「12カット」と聞くと多く感じますが、1ピースあたりはかなり細身になるため、届いてみたら「意外と小さい？」と感じることも。レビュー等で「直径」と「1ピースの横幅」をしっかり確認するのが、通販での失敗を防ぐ最大のコツです。

人数・シーン別｜失敗しないケーキサイズの選び方

ケーキ選びで一番大切なのは、その場の人数とシーンに合わせること。せっかく用意したのに「足りない！」あるいは「余りすぎて困った」とならないよう、シチュエーション別の目安をまとめました。

2〜4人：少人数なら何号・何個がちょうどいい？

2〜4人の少人数の場合、ホールなら4号（12cm）か5号（15cm）がベストです。カットケーキで用意するなら、1人1個の計4個、もしくは「おかわり用」を含めて5〜6個あると安心ですね。

最近は、無理に1つの大きなホールを買うよりも、4人家族でそれぞれ違う種類のカットケーキを4つ買うスタイルも人気です。このくらいの人数であれば、お皿に盛り付けたときの隙間も気になりにくいため、あえて「ホール風」に並べず、個別のトッピングを活かした美しい盛り付けを楽しむのも素敵ですよ。

5〜10人：家族・パーティー向けの目安

5人以上の集まりなら、6号（18cm）以上のボリュームが必要になります。カットケーキなら最低でも8個、できれば10〜12個ほど用意すると、テーブルに並べたときに華やかなパーティー感を演出できます。

10人近い大勢のパーティーであれば、あえてカットケーキをたくさん用意して「ケーキビュッフェ」形式にするのがおすすめ。選ぶ楽しさが加わりますし、ホールの切り分けで手間取ることもありません。数種類を混ぜて買うときは、ベリー系、チョコ系、チーズ系と色味をバラすと見栄えがよくなります。

誕生日・クリスマスでサイズ感が変わる理由

特別なイベント時は、普段よりも「豪華さ」を求めるため、ワンサイズ上を選ぶのが一般的です。特にクリスマスは、チキンなどのご馳走を食べた後になるため、重すぎないサイズが好まれる一方で、見た目のワクワク感も重要。

誕生日の場合は、主役が「たくさん食べたい！」のか「特別な1つがいい！」のかで選び方が変わります。ろうそくを立てて火を消すセレモニーを重視するなら、バラバラのカットケーキよりも、やはりホール（またはホール風に隙間なく並べたもの）を用意してあげたいですね。

スクエア・ロールケーキを人数換算するコツ

四角い（スクエア）ケーキやロールケーキは、円形よりも切り分けが簡単で、人数調整がしやすいのがメリットです。スクエア型の場合、1人分を「5cm×5cm」程度と考えると、15cm四方のケーキで9人分取れる計算になります。ロールケーキは、1本15〜18cmのものが多いので、2〜3cm幅で切れば5〜8人分になります。

大人数のパーティーで、予算を抑えつつ全員に均等に行き渡らせたい場合は、丸いホールよりもスクエア型やロールケーキを選んで「ピース数」を稼ぐのが賢い選択と言えるでしょう。

意外と差が出る！見た目・味で変わる“体感ボリューム”

数字上のサイズが同じでも、ケーキの種類によって「食べた後の満足感」には大きな差が出ます。視覚的なボリュームと、お腹にたまる重量感の両面から、ケーキ選びの深掘りをしてみましょう。

スポンジの厚さ・生クリーム量の影響

「ふわふわのシフォンケーキ」と「どっしりしたガトーショコラ」では、同じサイズでも満足感が全く違います。スポンジが厚く、生クリームたっぷりのショートケーキは、空気を多く含んでいるためペロリと食べられるもの。

逆に、チョコやチーズが濃厚で密度が高いケーキは、小さな1ピースでも満足感が強くなります。カットケーキを組み合わせてホールにする際も、背の高いケーキを混ぜると立体感が出て豪華に見えますが、倒れやすくなるため持ち運びやセッティングには注意が必要です。

フルーツ・デコレーションが多い場合の考え方

苺やメロンなどのフルーツが山盛りに乗っているケーキは、1ピースあたりの専有面積が広くなります。そのため、隙間なく並べてホール状にするのが難しいこともありますが、その分、1つひとつの華やかさは抜群です。

フルーツが多いタイプは、カットケーキ1つを「1.2人分」くらいの感覚で計算しても良いでしょう。逆に、デコレーションが控えめなケーキは寂しく見えがち。その場合は、お皿にフルーツを添えたり粉糖を振ったりして「余白」を埋める工夫をすると、体感的なボリュームがアップします。

タルト・ロールは「1ピース」の基準が違う

タルト生地は厚みがあり食べ応えがあるため、ショートケーキと同じ感覚で選ぶと「お腹がいっぱいになりすぎる」ことも。そのため、タルト専門店の1ピースは、意外とスリムにカットされていることが多いです。

一方、ロールケーキは断面の面積が広いため、横に倒して盛り付けると、1ピースでもかなりお皿が埋まって見えます。「何個でホールか」という問いに対して、タルトなら10〜12ピースで1周、ロールなら5〜6カットで1本、というように、種類ごとの適正サイズを意識しましょう。

実践編｜カットケーキでホール風にする方法と注文のコツ

ここからは、実際にカットケーキを使って「ホール風」に演出するための具体的なテクニックをご紹介します。お店への伝え方や、通販での注意点など、明日から使える実践的な知識です。

組み合わせてホール風にする時の分量計算

カットケーキを丸く並べて「アソートホール」を作るなら、まずは「6個」を最低ラインにしましょう。4個だと円というよりは十字の形になり、隙間が目立ってしまいます。6個で小ぶりのホール（5号相当）、8個で標準的なホール（6号相当）が出来上がります。

隙間が空いてしまった時は、中央にエディブルフラワーや追加のフルーツ、またはメッセージプレートを置くと、不自然さが消えておしゃれなデザインに見えますよ。高さを揃えるために、購入時に店員さんに聞くのもコツです。

お店に頼むときの伝え方（デコ・メッセージ）

カットケーキを複数買う際に、「お誕生日用なんです」と一言伝えるだけで、お店の対応が変わることがあります。多くのケーキ屋さんでは、カットケーキの詰め合わせでも、別売りのメッセージチョコプレートを付けてくれたり、無料で簡易的なピックを付けてくれたりします。

また、「ホールのように並べたいので、なるべく形（角度）が揃うように入れていただけますか？」と相談すれば、箱への詰め方を工夫してくれることも。プロの技を借りて、持ち帰った後のセッティングを楽にしましょう。

通販注文で失敗しやすいポイント

通販のケーキは多くの場合「冷凍」で届きます。解凍には冷蔵庫で6〜10時間程度かかるため、食べる直前に届くように設定するのは厳禁です。

また、通販のカットケーキセットは、写真では大きく見えても実際は「一口サイズ」に近い場合もあります。必ず「1個あたりのg数」や「直径」の数値を確認してください。さらに、送料を含めると店舗でホールを買うより割高になることもあるため、コストパフォーマンスを重視するなら「送料込みの総額」で比較しましょう。